■プリセプターと合わずに看護師を辞めたい
看護師の悩みの中で多いのがプリセプターと合わないというものです。プリセプターというのは新人看護師に対し、先輩看護師が教育担当としてつくという制度のことなのですが、プリセプターとの関係がうまくいかずに看護師を辞めたいと悩む人も少なくありません。先輩看護師とうまが合えば良いのですが、先輩看護師が怖かったり、気分次第で態度が変わるような場合は苦労することになります。プリセプターの期間は1年ですので、相性が合わない先輩にあたってしまうとかなり辛い思いをするのです。
プリセプターとは仕事に行けば必ずといって良いほど顔を合わせますので、ここの関係性がうまくいっていないと仕事に行くことや看護師の仕事自体が嫌になり、最終的には辞めたいとまで思うようになってしまいます。教育制度として取り入れているプリセプターが新人看護師の早期退職に繋がってしまうことがあるのはとても残念ですよね。
中でも多いのが以下のような悩みです。
・その日の気分や期限で態度がコロコロ変わる
・分からないことを質問しても答えてくれない
・無視される
・悪口を言われる
・他の同期としょっちゅう比較される
・患者さんの前でわざと怒られる
他にもいろいろ理由はあると思いますが上記は中でも多い理由であると言われています。プリセプター制度は1対1での教育制度ですので、相性が合うか合わないかというのは非常に大切な要素になります。相性が合わない人に当たってしまうと出勤するのが嫌になり、看護師も辞めたくなってしまいます。しかし、プリセプターも同じ人間ですので、こちらが感じることがあれば、先輩プリセプターも何か感じることがあるのは事実です。理解しようとしても理解し合えないこともあります。もちろん関係が良好になればそれが1番良いですが、なかなか簡単にはいかないのが現状ですよね。
プリセプターが合わなくて出勤するのが苦痛、もう辞めたいとまで考えるようになっているのであれば、1度師長や部長に相談してみると良いと思います。プリセプターを変えてもらえることもありますので、それで問題が解決するということもあります。プリセプターを変えてもらうことが出来ないのであれば病棟異動の打診をするのも良い方法でしょう。異動が無理なら転職も視野に入れてください。とにかく辛い、辞めたいという環境を変えることが大切です。
プリセプターと合わないからという理由で転職なんてしても大丈夫なの?と思うかもしれませんが、プリセプターとの関係に悩んで体調を崩し、看護師自体を辞めてしまったという方もいます。体調を崩して看護師自体を辞めるぐらいまで我慢するのであれば転職をして、また一から頑張る方が自分のためになるのではないでしょうか。プリセプターとの関係性に悩んでいて辞めたいとまで考えているのであれば転職という方法もあるということを覚えておいてくださいね。